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れきし   

2011年 04月 27日

皆さんこんばんは。きらら歯科の比嘉です。

本土で学生時代を過ごしているときに歴史の勉強にはまったことがあります。

高校生になっても全く興味がなかったのに突然日本の歴史が楽しくなり勉強していました。

きっかけはおそらく日本史の教科書に出てくる有名な城や場所が自分の住んでいるところの近くやちょっと足を延ばしたところにふつうにある環境から興味を持ったんだと思います。またちょうどそのころに日本人として自分の国の歴史をしっかりと知り、現代の問題を考えるときの基礎にしたいという気持ちが強くわき起こったのも覚えています。

根がミーハーですのでやはり有名な場面が大好きで日本史の中で最も好きな場面は戦国時代の信長、秀吉、そして家康の流れのところですし、近代日本のスタートとなった坂本竜馬の場面もすごく好きでした。


沖縄に帰ってきて日本の歴史熱も鳴りをひそめていたのですが、数年前から沖縄の歴史熱に取りつかれています。

わが故郷沖縄の歴史。知っているようで全く知らない状態だったのですが小学生のころから学校でも副読本があったような気がするのですがまったく興味がありませんでした。
というより、ちょっとダサい気がしていて、、、。勉強するのを避けていたというのが本当かもしれません(汗)

私が現在住んでいるうるま市には世界遺産に登録されている勝連城(かつれんぐすく)があります。東シナ海に突き出ている勝連半島に位置し、城の最上部からの眺めは南に首里が見え、北には名護、やんばるの姿がはっきり見えます。
この城にはかつて阿麻和利(アマワリ)という名の豪傑が住んでおり、この地を治めていました。
この阿麻和利がこの当時の沖縄を統治していた首里の琉球王府に謀反を起こし、その過程の中で様々な人間模様が繰り広げられる、、、。

阿麻和利を描いていて私の一番のお気に入りの本は小説「琉球王女 百十踏揚(モモトフミアガリ)」があります。
沖縄ブームのおかげで沖縄の歴史を勉強する本はものすごくたくさんそろっていて歴史好きにはたまらない状態です。

歴史を勉強していると、今の状況がわかります。もちろん全てではありませんが。
先人の動きを参考に今の状況を考え直してみたり、昔から続いている歴史の動きを紐解いていくと現在の問題につながっていることを発見したりと、歴史を勉強する意義は計り知れないと思います。
それ以上に何とも言えない歴史のロマンを感じるだけでも幸せだと思っています。

住んでいる地域の歴史を知っていると、自分の身の回りのことが今までよりもさらに生き生きとして見えてくるのではないでしょうか。